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景福宮の小厨房殿閣に位置する「生果房」は、宮中の六処所の一つで、国王と王妃のデザートや別食を担当していた場所である。「生物房」という別名でも呼ばれており、今日では朝鮮王朝実録の記録に基づき、王が楽しんだ宮中菓子と薬茶を直接体験できる有料プログラムとして運営されている。 2026年の景福宮生果房は、古い書物の中に眠っていた王室の物語を現代的に再解釈し、王の人生と統治哲学を盛り込んだ「ストーリーテリング茶菓膳」を新たに披露する。今回のプログラムは、単に味を楽しむことを超え、朝鮮の二人の国王が目指した人生の価値を味覚で体験できるように構成された。 長寿と節制の知恵を象徴する英祖の茶菓膳は、質素ながらも整った味の美学を込めており、華やかな宴の喜びを再現した粛宗の茶菓膳は、格調高く華やかな宮中文化の真髄を見せてくれる。茶菓箱を開ける瞬間、訪問客は600年の時を遡り、宮殿の深い哲学が五感を呼び覚ます特別な体験をすることになる。



